革新的な産学官連携プログラムで高齢者のフレイル予防へ新たな一歩

株式会社JAWA秋田（本社：秋田県横手市、代表：南川彰宏）と株式会社ALL-A（本社：秋田県秋田市、代表：末廣健二）が業務連携し、高齢者向け施設への新しい取り組みとして、JAWA秋田が運営する秋田県内の高齢者向け施設の入居者を対象に、フレイル予防に資する様々な教室・イベント等の企画開催や、専門家への相談窓口業務の提供を開始しました。

超高齢社会において、地域福祉の向上を目標に「昨日までなかった介護」を進める㈱JAWA秋田と、持続可能な高齢社会の実現を目指す㈱ALL-Aがタッグを組み、高齢者の健康寿命の延伸と、いくつになっても自分らしく快適で安心、創造的な暮らしを過ごせる未来の実現を目指します。

秋田市フレイル予防事業との連携

健康寿命の延伸を目的に秋田市が取り組むフレイル予防事業との連携で、秋田市フレイルサポーターによる施設内でのフレイル測定会や、歯科衛生士によるフレイル予防出張講座もプログラムの一部となっています。

高齢者向け施設でのフレイルサポーターによる測定会は、全国でも初の試みとなります。

※フレイルサポーターとは：秋田市が養成した市民サポーターの事を言い、地域住民の主体的活動をフレイル予防の側面からサポートする担い手となります。またサポーター自身の社会参加促進に加え、地域のフレイル予防につなげる役目も果たしています。

社会参加、自己実現を促す様々なプログラムの開催

入居者の方々が、施設内において様々な体験や創造的な暮らしを送る事ができるように、多岐に渡るプログラムを開催しています。下記は一例です。

【運動】　ヨガインストラクターによるストレッチ教室、音楽に合わせて体を動かすピアノリトミックなど

【趣味】　俳句の心を線と絵で表現する俳画教室、生花を使用したフラワーアレンジメント教室など

【生活】　男性もリラックスできる福祉ネイル、紅茶専門店による紅茶を楽しむ会など

今後の展開

2024年中には、㈱JAWA秋田が運営する６つの介護施設にてプログラムの提供を開始します。（フレイル測定会は秋田市内の施設のみ）

また、秋田市外の自治体や地域福祉団体との連携により、地域特性やニーズに合わせたプログラムの提供および地域の専門家やボランティアを巻き込んだ取り組み、テクノロジーを活用した高齢者の生活の質の向上と健康寿命の延伸を目指します。

東京大学　高齢社会総合研究機構　機構長　飯島勝矢氏コメント

この度、秋田県において、㈱JAWA秋田様そして㈱ALL-A様がタッグを組み、われわれ東京大学と一緒に養成してきた住民フレイルサポーターの方々の活動が、一般住民活動の枠をさらに超えて、高齢者向け施設にまで展開されるとのこと。本当に期待しております。

多くの住民の方々に早期からのフレイル予防の気づきをお伝えするだけではなく、施設入居の方々にまで新たな情報を届けて、しかもフレイルサポーターと一緒に楽しく気づいて頂くことは本当に重要です。

全国のフレイルサポーター導入自治体の中でも「初の取り組み」になりますので、大いに期待しております。

株式会社JAWA秋田について

「昨日までになかった介護を」がモットー。JAWA秋田グループは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホームなどの介護福祉事業保育園の運営を中心に行っています。昨日までなかった新しい介護、保育のカタチを創造します。

会社概要

社名：株式会社JAWA秋田

本社所在地：秋田県横手市駅前町7-17

代表取締役：南川　彰宏

設立： 2018年4月9日

主な事業内容： 老人ホーム・保育園等の経営、介護に関するコンサルタント業務等、介護者に対する教育・研修事業

HP：https://www.jawa-akita.com