ALL-Aに「モルックサークル」が誕生しました。会員の皆さんが秋田市で初めて開催される「第11回モルック日本大会」(2024年11月9、10日)を目指して練習を続けています。会場は同市雄和の秋田県立中央公園 「あきたスカイドーム」です。
フィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」。最近ではアウトドア・レクリエーションとしても注目を集め、今夏には北海道函館市で世界大会が開催されるなど、日本でもブームの兆しが出ています。そして、秋田での「全国大会」。
いよいよ気運は高まってきました。「もう、やるしか、ない」━
ALL-Aではこれまで「モルック体験教室」を数回開催してきましたが、参加者の中から熱いコールが巻き上がり、ついに「サークル」が生まれた、というわけです。
現在、会員は40代から80代までの17人(男性8人、女性9人。※9月30日現在)。平均年齢は68歳です。全員が、モルック初心者ですが、「初めてのスポーツで、いきなり全国大会へ」と、みんなの思いは熱く、熱く盛り上がってます。
これまでは、ALL-AのあるCNA(秋田ケーブルテレビ)会議室、秋田市役所センタース多目的ホール、さらにCNAアリーナ(市立体育館)を練習会場に腕を磨いてきましたが、ついに先ごろ、全国大会の舞台となる「あきたスカイドーム」で本番さながらのトレーニングを行いました。
大きなスカイドームに足を踏み入れた会員たち。まずは「思った以上に広いなぁ」と歓声。そして「これなら思いっきり投げられる」「やっぱり、”芝生”の上だと感触が違うね」と口々に話していました。”本番”を意識し合いながら、互いにフォームをチェックしたり、投げる方向をアドバイス。チームの結束も固まってきました。さあ、いよいよ全国大会です。
◇ ◇ ◇
モルックとは━
初めてコラムをご覧になる方に、あらためてモルックのルールを紹介させてください。
まあ、端的に言えば「相手と自分が交互に木の棒(モルック)を投げて木のピン(スキットル)を倒して得点を競うスポーツ、ということになります。ピンを倒す、という感覚はボーリングにも似ているかもしれません。
具体的には
(参考)
【モルックのルール】(日本モルック協会のウェブサイトより)
▽2チーム以上で対戦。順番に木の棒「モルック」を下から投げ、3.5メートル先に並べた木製の1~12のピン「スキットル」を倒す
▽(※1)複数のスキットルが倒れた場合は「倒れた本数=点数」、(※2)1本だけ倒れた場合は「倒れたスキットルに書かれた数字=点数」となる
▽先に合計得点を50点ちょうどにすれば勝利。50点を超えた場合は25点に減点される
▽スキットルは倒れた地点に再び立てるので、ゲームが進むにつれて広がる
モルックでは木と木がぶつかって完全に止まった位置でスキットルを起こす、というルール。ですからボーリングとは少し違ってフィールドが広がっていくというわけです。
(※1)複数のスキットルが倒れた場合は「倒れた本数=点数」
(※2)1本だけ倒れた場合は「倒れたスキットルに書かれた数字=点数」
◆次回からは、さらにモルックの奥深さ、魅力について紹介していきます。そして全国大会の情報も。